武蔵野
昨日は訳あって武蔵野の方まで足を伸ばさないといけなくて、その帰りに忍者くんの提案で図書館へ。なかなか面白い場所だったので記事に書いてみようと思った。
厳密に言えば図書館じゃなくて複合施設なんだけど、まあそれはいいでしょ…
ネットの海から適当に拾ってきたけどどうですこの外観。
僕のような人間は思わず怯んでしまうシャレオーラを放っています。写真下部の女児がいい味出してますね。昨日も親子連れがたくさんいました。
中も綺麗で人が多く(日曜日だからかも?)地元の公共図書館のアレさを知っている身としては「いい話」とコメントするロボットになってました。
平成23年7月9日開館とのことで、箱も取り組みも頑張ってんなーと。
https://www.library.musashino.tokyo.jp/data/houkoku/houkoku_23.pdf
この辺から雑に抜粋すると、
1) 開館までの経緯
昭和48年に農林省(当時)に、食糧倉庫跡地払い下げの要望書を提出してから40年あまり、平成23年7月9日、武蔵境駅前に「武蔵野市立 ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイス」が開館しました。武蔵野市では、中央図書館、吉祥寺図書館、そして同年の3月に閉館した西部図書館の3館を運営してきましたが、西部図書館の規模が小さいことや施設立地場所が偏っていることなどから、当初目指した市内3駅勢圏に図書館を1館ずつ設置する3館構想を実現するに至ってはいませんでした。この度、西部図書館機能を武蔵野プレイスに移転、拡充したことにより、名実ともに武蔵野市内の3駅勢圏に3館という構想が実現したことになります。
武蔵野プレイスは、図書館機能のほかに、生涯学習支援、市民活動支援、青少年活動支援の機能も併せ持ち、公益財団法人武蔵野生涯学習振興事業団が指定管理者として管理、運営を行っています。
なるほど3館構想なんすね。
貼ったpdf流し見すると分かるんですが、この建物地下が2Fまであって、B2Fに『こどもライブラリー』なるコーナーがあるんですね。
カーペット敷の一角になっていて、B2Fに降りると防音壁の向こうがそのスペースになってました。てっきり名前からいわゆる児童コーナーだと思ってたんですけど、実際は子ども(20歳以下を指すらしい。それ以上の年齢の人間は入るなよってやんわり書いてあった)が普通に声とか出して遊べるスペースになってて、遊戯王やってたりモンハンやってる子たちがワイワイしてた。やるじゃん。
他にも色々とあー都会の図書館だなーと思うことはあって、
・貸出の自動化(最近は一般化してきてるけど)
・利用者カードで各コーナーの利用手続きが端末でできる
とか、持てるものの図書館サービスだ…って…いいな…って…
返却棚と予約本コーナーには、アンテナの内蔵された書架が備え付けられており、本や雑誌についているICチップの信号を読み取ることにより、返却されたばかりで、本来の書架に配置される前の本の所在をリアルタイムで確認することや、予約して用意が整った本の貸出を、カウンターを通さずに行うことができます。
この辺まで実現してる図書館ってそんなに数ないはずなので、見られてよかったなーと。
23年のプレイス開館以後、利用者も増えてるようですし、市外からの登録利用者も同じ傾向みたいですね。プレイスに限定すれば司書資格保持率も40/51と高い水準。
問題としては
市民参加が活発だから指定管理にはできない。伊万里市民図書館視察報告 : 武蔵野市議 川名ゆうじ blog
この辺が上げられてるっぽい。
プレイスに指定管理で入ってるのは市が100%出資する財団らしいので、実質市が運営してるのと同じってことでいいのかな。こっちの方が融通が効いたり色々便利なのか?分からんけど。
これ関連の話をすると必ず武雄市の話になるんだけど、あそこの住民も必ずしもこの図書館を嫌ってるってワケじゃないみたいだし、その話をするとまた長くなるのでまたこんど。図書館界的には非難轟々だけど。まあアラが目立ちすぎだよね。
参考:
図書館の話してる時だけは真人間な気がする。